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患者 65歳の主婦。
初診日 平成13年4月22日。
既往歴 22年前に左欄巣嚢腫を手術。12年前に胆石を手術。
椎間板ヘルニアに罹患。5年前尿管結石を手術。
9年前に眼のヘルペスに罹患。
症状 主訴は、七物降下湯で血圧が上は105台、下は85台前後に安定していた。
ところが平成13年の4月初めに突然にめまいがして倒れかけた。
そしてその際に耳鳴がして、4日間横になっていた。それ以前は睡眠不足が続いていた。
健康状態 食欲はあまり無い。大便は1日1~2行で、普通便である。
小便は多い方で、夜間尿も、1回ほどトイレに行くこともある。
睡眠は、今は良く眠れる。月経は55歳で閉。子供は2人。流産1回。
体格は中肉中背である。血色も皮膚の艶も悪い。診察すると、脈診は浮にして緊。
舌を診ると湿潤している。
腹証は、血圧180/102mmHg。脈拍65。
漢方として、七物降下湯に黄連解毒湯を合方にして投与して様子を見ることにした。
5月16日
睡眠に波がある。朝の10時頃から頭がスッキリとして来る。
どうも天候に左右されている様である。特に暑い日から寒い日に変わる時に具合が悪くなる。
血圧146/81mmHg。脈拍73。同方を投与。
6月14日
睡眠は良くなる。しかし今度は起床時に頭冒がする。
血圧147/84mmHg。脈拍69。同方を投与。
7月15日
具合が大変良い。
血圧147/84mmHg。脈拍69。同方を投与。
8月5日
時々耳鳴がする。
血圧143/93mmHg。脈拍66。同方を投与。
9月2日
最近眠られない。左の耳鳴りがする様になる。腹候は、右の季助部の緊張が強くなっているのが認められた。
血圧164/91mmHg。脈拍60。同方を投与。
9月19日
具合が良くなる。
血圧176/94mmHg。脈拍60。同方を投与。
10月7日
ここ2~3日間耳鳴がする。腹候は、両季助部の緊張が認められた。
血圧167/94mmHg。脈拍57。同方を投与。
10月19日
耳鳴りがひどくする。
血圧153/90mmHg。脈拍57。同方を投与。
11月4日
耳鳴りが完全になくなった。
血圧142/83mmHg。脈拍63。同方を投与。
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