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患者 61歳男性
初診日 昭和58年3月3日
既往歴 20年前に褐色細胞腫。14~15年前に甲状腺癌。
症状 主訴は、昭和57年の夏頃より節々が痛むようになり、心配になって病院に行き診てもらった。いろいろな検査の結果、”慢性関節リウマチ”という診断を受けた。
健康状態 食欲は普通でなんでも食べる。大便は一日一行で、普通便。
小便は普通に出る。睡眠は良好。身長165cm、体重は57kg。
診察すると、脈診は沈にして底力がある。
舌を診ると少し乾燥して、白苔を認める。
昭和58年3月3日(来院時)
漢方として、小柴胡湯合桂枝茯苓丸料にヨクイニンを加味して投与。
6月3日
経過は真面目に漢方薬を飲んでいるが、診療には殆ど来院しない。
7月4日
大便は良く出るし、痛みはほとんど楽になり、体調は非常に良くなった。
血圧140/80mmHg、脈拍は68。同方を投与。
昭和63年10月8日
リウマチは全く出ない。
平成11年2月26日
リウマチは安定。
10月14日
7月3日より9月8日まで、うっ血性心不全と陳旧性心筋梗塞で入院。
さまざまな検査を受けた。その結果、リウマチは治っていることが判明した。
患者さんの病気に打ち勝とうとする全く気の遠くなるような執念と努力に頭が下がる症例であった。
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